JAPAN 3x3 BASKETBALL TEAM

3x3 日本代表 OFFICIAL SITE

MENU
  • Twiiter
  • Facebook
  • Pinterest
  • Youtube
  • Instagram

NEWS

日本代表 女子

2017ワールドカップ総括
vol2 <強化を進める世界、求められる決定力>

2017年6月30日

 FIBA3x3ワールドカップに出場した女子代表は、予選リーグで1勝3敗に終わり、決勝トーナメントに進めず大会終了となった。この大会を通して実感させられたのは、東京五輪での正式種目が決定したことの影響もあるのか海外勢の成長であり、その最たるものが出場している選手たちのタレントレベルだ。

 岡田卓也コーチは、次のように世界の現状について語る。「185cm以上の長身選手たちが数多く出場していました。また、(日本が予選リーグで敗れた強豪の)オランダでは、7月上旬に来日して日本代表と対戦する5人制のフル代表に選ばれたメンバーが出ていました。そういった選手たちと対抗できるように、選手を用意していかないといけないです。また、例えばヨーロッパのチームは、ユーロ圏で色々な大会が行われていて、試合に慣れています。日本もこれからもっと国際試合をこなしていく必要があります」

 いくら想定はしていても、やはり実際に対戦することこそが一番の経験となる。飯塚も「日本国内では感じられないフィジカル、高さがあり、そこを実際に感じることができました。それはよい勉強になりましたし、この経験を無駄にせずに次につなげていきたいです」と語っている。

 「予想以上に何かが違うということはなかったです。ただ、各国とも3×3に対してもどのように戦うのかしっかり考えてきていて、すごくレベルが上がってくると感じました」。

 このように花田有衣が振り返るように、世界の進化を文字通り肌で感じることになった今回のワールドカップ。足をしっかり動かす日本の持ち味は通用する収穫はあったが、その強みを発揮できない時間帯を迎えた時、どう乗り越えていくのか。そこで大事になってくるのは、個人で打開できる決定力となってくると花田は続ける。

 「フィジカルに加え、シュートの決定力は課題としてすごく感じました。シュートは打てているのに決め切れていない。足が止まってシュートが決まらないという状況になったら、1対1のスキルがより求められてくる。1対1で得点を取る部分でのスキルアップがより必要となってくると思います」

 そして岡田は、次にように今後の修正点について述べている。「戦術的に見ると、日本は色々なことをやっていて、足を使ったプレーでお客さんを魅力して他の国に比べて会場を沸かせていた部分はあります。しかし、大きい、フィジカルの強い相手に、その戦術を使えなかった時、どうアドリブで打開していくのか。ショットクロックが残り4秒、5秒となった時、1対1で打開する部分では海外の選手の方が強い。そこの力をもっとつけないと世界では勝つのは難しいです」

 文字通り世界との差を痛感したワールドカップとなったが、何が通用して、何を改善すべきか。今の世界における日本の立ち位置をしっかりと把握できたのは大きな収穫であった。東京五輪へ向け、今回の経験を糧にしたさらなる成長を楽しみにしたい。